みなさんこんにちは。ケイトです。
4つの古代文明は完璧に説明できますか?
今回は、その中の重要な文明の1つである古代中国文明について解説していきます。知識があやふやな人もこれを読んで一発マスターです!それではいきましょう。
Contents
中国文明の特徴
重要な川 → 黄河と長江
黄河流域 → 雑穀、彩文土器を特色とする仰韶文化
長江流域 → 稲作、黒色磨研土器(黒陶)を特色とする竜山文化
分かるような分からないようなという感じですかね。詳しく見ていきましょう!
そもそも黄河、長江とは?
黄河は、中国第二の大河で全長4845kmです。長え...
中国の北側を主に流れています。細かい土壌を含んだ河水はいつも黄濁しているので黄河と言われているんです。
黄河流域には上流の中央アジアから偏西風で運ばれてくる砂が堆積した「黄土」地帯が広がっています。
一方の長江は、中国最長の川で、全長6380kmです。 もっと長え...
中国の南側を主に流れています。
人がめちゃくちゃ集まる密地帯でした。
現在も長江流域には、重慶、武漢、南京・上海など大都市があり、人口の集中地域となっています。
仰韶文化
仰韶文化は、黄河流域に形成された新石器文化の前期にされた文化です。仰韶は「ぎょうしょう」または、「ヤンシャオ」と読みます。
微妙に読み方がややこしいので、声に出しながら紙に書いて覚えましょう。
特徴としては、赤褐色の地に紅、黒、白などの色で幾何学模様を描いた彩文土器(彩陶)ですね。
試験で彩文土器は時々聞かれるので、漢字も書けるようにしておきましょう。また、この土器が文化の中心なので彩陶文化ともいいます。
人々はキビ、ヒエ、アワなどの雑穀を栽培し、彩陶(彩文土器)、磨製石器を使用し、竪穴住居で生活していました。
仰韶文化
黄河流域彩陶(彩文土器)
磨製石器
竪穴住居
竜山文化
竜山文化は長江中・下流域に形成された文化です。竜山は「りゅうざん」または「ロンシャン」と読みます。
特徴は、黒色のつやのある薄手の土器で、ロクロを使って仕上げられている「黒陶」なので、黒陶文化ともいいます。
黄河中流域から下流域、山東半島、長江下流域にも拡大し、農業生産技術も進んでいきました。
竜山文化は長江中・下流域
黒陶
中国文明の特徴
重要な川 → 黄河と長江
黄河流域 → 雑穀、彩文土器を特色とする仰韶文化
長江流域 → 稲作、黒色磨研土器(黒陶)を特色とする竜山文化
黄河流域では、前6000年ごろまでに雑穀を中心に農耕が始まる。前5千年紀には農耕技術も発展し、彩文土器を特色とする仰韶文化が発展。
長江流域では、前6000年ごろまでに稲作を中心に農耕が始まる。
前3千年紀には、これらの地域間の交流は緊密化し、黒色磨研土器(黒陶)を特色とする竜山文化が発展。
これで理解できたと思います!
まとめ
いかがでしたか?古代中国文明の特徴について解説しました!
中学校では出てこない用語も出てきたので、しっかりチェックしておいてくださいね。
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それではまた会いましょう!
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