みなさんこんにちは。ケイトです。
前回の、「13世紀のイスラーム世界」はバッチリですか?問題を解いたりなど、想起を中心にして、頭に刷り込んで下さいね。
さて、今回はアフリカのイスラーム世界を総ざらいしていきます。王国の覚え方も紹介しますよ!それではいきましょう!!
Contents
アフリカのイスラーム化
クシュ王国
クシュ王国は、アフリカ人の国のなかで最も古い国として知られています。
場所としてはナイル川の上流あたり。時期的には、エジプトの新王国時代が始まって、しばらく経った後に起こりました。
場所的にもエジプトの影響を強く受けた国で、エジプトの支配を受けたりもしましたが、エジプトの末期には、エジプトを支配してファラオを名乗ったりもしました。
その後、アッシリア(覚えていますか?)の侵入によって、彼らはナイル川のさらに上流に後退していきます。
そこでは、メロエを都に定め、製鉄と商業で栄えました。また、象形文字であるヒエログリフを、アレンジしてメロエ文字をつくり用いていました。
しかし、未だ解読されていません。
アクスム王国
そんなクシュ王国を倒したのはアクスム王国。350年のことでした。この国はキリスト教を信仰したことで有名です。
アラブの方にも活動領域を広げますが、イスラーム帝国に押されて衰退していきます。
ガーナ王国
ガーナ王国はサハラ砂漠の西のあたりに、7世紀にできた王国です。ムハンマドがヒジュラした頃くらいですかね。
ちなみにサハラは砂漠という意味なんですよ。
だからサハラ砂漠は砂漠砂漠ってことになりますね。フラダンスの「フラ」もダンスって意味なので、ダンスダンスってことになりますね。
ごめんなさい、すごいどうでもいい話でした。
はい、このガーナ王国は金をたくさん持っていた国でした。北の辺りには、ムスリム商人がいて、岩塩と交換したりしていました。
この、金と岩塩はよく試験に出るので要暗記です。
しかし、ムラービト朝が攻撃したことにより、徐々に衰退してしまいます。
ただし、イスラーム教徒がガーナ王国を占領したことで、アフリカのイスラーム化が始まりました。
マリ王国
13世紀ごろに、ガーナ王国の跡地に起こったマリ王国は、「黄金の国」とも呼ばれます。北アフリカとの交易が盛んに行われ、都のトンブクトゥは大いに栄えました。
マンサムーサの支配した頃が最盛期で、特徴的なモスクによって、その繁栄ぶりが表されています。
イブン=バットゥータという世界旅行家が訪れたことでも有名です。
ソンガイ王国
マリ王国を衰退させて、同じように栄えたのが、ソンガイ王国です。
マリ王国、ソンガイ王国では、ガーナ王国のイスラーム教徒の占領によって
イスラーム教徒が支配層でした。
モノモタパ王国
少し時を戻して、
(「時を戻そう!」
あっM1見ました?息抜きがてら、ペコパのネタ見てみてください。)
そして、東アフリカの方を見ましょう。
アフリカ東岸では、アラビアやイランとの海上交易が盛んで、10世紀には、ムスリム商人が住み着いていました。
有名な都市としては、マリンディ、モンバサ、ザンジバル、キルワです。
アラビアンの影響を受け、スワヒリ語が産まれたりします。これは、交易する上での共通語として用いられました。
アラム語みたいですね。
ちなみにスワヒリはアラビア語で、「海岸地帯に住む人々」という意味です。
マリンディなどの都市から、ずっと南にいった辺りに、11世紀ごろにできた王国が、モノモタパ王国です。
象牙の輸出と綿布の輸入によるインド洋交易で栄えました。
18世紀に神殿として建てられ、「石の家」を意味する、大ジンバブエという遺跡は、その繁栄ぶりをよく表しています。
たまーに、試験で出るので一応覚えておいてくださいね。
語呂合わせ
はい、それでは語呂合わせで、このアフリカ諸国を覚えていきましょう。
君主のアックスが鉛の損害で物持たず
クシュ(君主)
アクスム(アックス)
ガーナ(がな)
マリ(まり)
ソンガイ(損害)
モノモタパ(物もたず)
鉛による損害で、君主のアックスが財産を失うというストーリーでした。
十回唱えてスマホを閉じてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?アフリカのイスラーム化と語呂合わせを紹介しました。
意外とみんな苦手な範囲なので、完璧にして他の受験生と差をつけて下さいね。
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それではまた会いましょう!
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