合格体験記 一橋大学商学部

みなさんこんにちは。ケイトです。

今回は一橋大学商学部に見事合格した方に合格体験記を書いてもらいました!

それではお願いします!

Contents

1. 志望動機

高校入学以降、特に目的もなく何となく勉強していた僕は学年で真ん中くらいの成績はとりながら具体的な志望校を決めて受験勉強に打ち込むということもありませんでした。そんな中、3年生になって初めての3者面談で先生に一橋大学への進学を勧められました。

当時「難関文系大学」というイメージしかなかったのであまり一橋大学に魅力を感じませんでしたが、

大学のパンフレットを見たり、夏休みに実際にオープンキャンパスに行ったりする中で一橋大学の落ち着いた雰囲気や充実した学習環境、教授のレベルの高さ、留学制度が充実している点に魅力を感じ進学を強く希望するようになりました。

2. 勉強法

受験を決めたのがオープンキャンパス後ということもあり、実際に一橋大学に的を絞った勉強をし始めたのは夏休み明けからです。一橋大学の商学部の二次試験の配点は英語数学が各250点、国語社会(地理)が各125点の計750点で、これにセンター試験の点数を250点に圧縮したものを足した合計1000点で合否が決まります。

以下、各科目の勉強法についてです。

・数学

当時、数学が得意教科だったので配点の大きい数学で8割を取ろうと思い、

とにかく過去問を解きました。具体的には聖文新社の「一橋大学数学入試問題50年」を購入し、

これをとりあえず2か月で1周しました。毎日一年分解くペースですが、数学好きだった僕には特に苦になりませんでした。

古い問題に関しては数Ⅲの範囲からも出題されていたので、

そこは飛ばしましたが合計45年分ほどは解いたと思います。

それと並行しながら、一橋の高度な問題では数Ⅲの知識、公式を使うと比較的楽に解ける問題も多いので数Ⅲの範囲の勉強も一部、先生にマンツーマンで教えてもらう形でしました。

・英語

数学の学習と並行しながら英語、特に英作文の対策をしました。

一橋大学の英語の試験の特徴の1つがこの英作文で150-200字ほど(年度によって違う)の英文を書く力を求められ、特に近年はその形式も変わってきているため、受験生の間で差がつきやすい分野となっています。

「一橋大学の英語15か年」に収録されている15年分の英作文を書いて学校の先生に診てもらいながら、

今後どう変わるかわからない傾向の変化に対応するために東京大学の過去問の英作文にも同様に取り組みました。

また、英語長文も一日大問1個のペースで取り組み、記述問題に関しては先生の添削指導を受けました。

英語長文の問題を解くときには読んだときに分からなかった単語を別でリストアップしたり、

各大門の長文がどのような内容を扱っているのかをメモしていくことで自分なりに英語長文の傾向をつかんだり、どのような単語を今後暗記すればいいのかを把握していました。

これらと並行してボキャブラリーを増やすために鉄緑会が出している東大英単語熟語鉄壁を購入し、数周しました。

・国語

国語も主に過去問で対策をしました。一橋大学では例年200時要約が出題されるのでその対策に特に力を入れようと思い、要約問題をメインに収録した「現代文要旨要約問題」という問題集を解きながら、週1-2問のペースで過去問の要約問題にも取り組んでいました。

他の大問に関しても週1題程度のペースで取り組み、その都度先生の添削を受けていました。

また、例年現代文と古文の融合が出るので、その問題にも力を入れて取り組みました。

・社会(地理)

一橋の地理は非常に難易度が高いということを先生から聞いたうえでも1年分の過去問と予備校(駿台)の一橋模試を解いたときの経験則からも理解していたので9月の段階でも本格的には過去問に取り組まず、

教科書の復習、特に経済に関連する分野の勉強をしたのに加えて一橋大学では経済関連の時事問題のようなものも出題されるので過去3年間の世界情勢について調べ、

それを時系列にまとめたりしました。過去問は11月から始めて、記述問題があったので解くたびに先生の添削を受けていました。

・センター対策

自習では全くしていません。

9月の段階で過去問で9割はとれることを確認したので学校の授業で解く以外は時間がもったいないと思い、

その時間を二次試験対策に回しました。

3、反省等

反省としてはもっとはやく一橋対策に的をしぼった勉強をすべきだったということです。8月末にやっと一橋大学受験を決めたので仕方のないことではありますが、

過去問を一日およそ1年ペースで解いていたので体力的にも、消化率的にも厳しいものがありました。

夏休みまでの貯金があったので最終的に合格することができましたが、

夏休みまでの学習が不十分で、後期にセンター試験対策に時間を割かなければいけない状況だったらとても合格はできなかったと思います。

また、添削を受けられる環境が整っていたのもよかったと思います。全教科添削を受けていましたし、特に国語の200時要約や英語の120字超の英作文は添削なしにはとても力をつけられなかったと思います。

まとめ

いかがでしたか?

同じ大学を志望する方もそうでない方も、体験記からたくさん学んでくださいね!

それではまた!

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