合格体験記 文系私立

みなさんこんにちは!ケイトです。

今回は、合格体験記を書いていただいたので、紹介していきます。

それではよろしくお願いします!

Contents

◆受験をするための準備

(1)志望動機

私が志望校を決めた軸は大きく分けて2つでした。1つは興味のある分野を学ぶことと、教員免許を取ることです。

教科の中で歴史が最も好きで、それを仕事にしたいと思ったこと。

もう一つは部活動をしたかったということです。高校から始めた弓道を大学の体育会の部活でも続けようと思いました。

また、教師になった際に技術習得と部活動の経験が生徒指導や部活動の指導に役立つと思ったことも理由でした。

(2)オープンキャンパスに行く

大体やりたいことや目標などを決めたら、次は大学選びでした。

教員免許であれば現在は大体の大学で取得可能でありますが、

学部学科で取得できる教科が異なるため自分の学びたいことと取ることができる資格を調べることは
必要でした。

また、入りたい部活の雰囲気も知りたかったこともありました。

そのため、学部学科と取れる資格についての説明があり、部活動の雰囲気も見ることができるオープンキャンパスで志望校を選んでいきました。

オープンキャンパスは未来の自分を想像できる場でもあるので、モチベーションアップにも役立ちました。

◆勉強のスケジュール

(1)勉強する教科の優先順位を決める

私が受験勉強を本格的に始めたのは3年生の6月からでした。部活を引退し、志望校も決めようと
していたタイミングでしたが、3年生から始めたにしても少し遅めのスタートだったと思います。

そこからは参考書の購入、予備校の夏季講習の申し込みなど、本当にイチから準備を始めるような
状態でした。

私は文系の私立専願だったので(逆にスタートがこのくらい遅いと首都圏の国立大学はなかなか難しい)
とりあえず英語の勉強から取り組みました。

英語は夏休みの間に基礎的なものを覚え、その後文法をマスターすること、国語は古文の文法と単語の暗記、世界史は後回しにしつつ流れを何となく程度に掴むようにしました。

これが年内に行うスケジュールでした。

とにかく英語を最優先にし国語の古文・現代文も勉強していく、世界史は後半の詰め込みで短期間で成績が伸びるため、最後の3か月までほどほどに手を付ける程度にしました。

(2)試験当日までの流れ

3年生になってから勝負の分かれ目となるのが夏休みです。夏休みは朝から晩まで勉強が可能である反面、自分で勉強をしなければ学校の授業などが何も無い状態になりますので、自己管理が必要となります。

私の場合は予備校の夏季講習に通っていましたが、朝10時から13時までは英文法の講習を受け、その後は休憩などを挟みつつ21:30まで勉強をする、というのが日課となっていました。1日当たり9~10時間といったところでしょうか。

自分の決めた範囲まで終わらなかった日はその後も勉強することもありました。

夏休みが終了しても放課後から21:30ごろまで勉強し、通学時間などの隙間の時間も勉強にあてていました。

時間に関しては終盤の追い込みまでこのスケジュールを守って、体調管理もするように考えていました。

とにかく夏休み~年末までは暗記を中心に勉強します。英単語は基礎的なものだけでも1000個以上ありますし、

偏差値60を超えるにはさらに500~900の単語を覚えなければ万全とは言えないです。文法も暗記し、参考書の例文に出てくるものを何度も練習して頻出問題を確実に答えられるようになる必要があります。

国語も同様で、古文が試験範囲であれば文法と単語の意味を理解しないと問題に答えることができませんので、

これも夏休み~年末までにできる限り覚える必要があります。

世界史のような社会科の教科は覚えれば点数に直結するため、2~3か月だけでもかなり偏差値が伸びるはずですので、後回しにしました。

12月まで暗記するものを網羅したら、次は赤本を使った特訓です。志望校の過去問を時間を計りながら解き、問題の構成を把握します。

過去問からどの単元からの出題が多いのか(英語なら文法に関する問題の配分が大きいのか、国語なら単語さえ
覚えていれば解けるか、など)ということを把握し、その内容を復習していくことを繰り返していきます。

こうすることで問題に対する時間配分が分かり、当日の試験にもスムーズに筆を進めることができます。

◆勉強方法

ここまでで年末まではひたすら暗記すると言いましたが、暗記にもスケジュール管理が必要となります。先に言いますと、暗記は1ヵ月スパンで進めます。

暗記は最終的に何も見ずに思い出せるようにすることが目的です。しかし、一度記憶したことは翌日には75%は忘れてしまうと言われています。

そのため、その場その場で覚える短期的暗記と長期的暗記を駆使します。

具体的には ①英語の単語帳を1ページ覚える ②単語の意味を全て暗証出来たら次のページに進む ③①と②を繰り返す
④数日後には忘れているはずなのでまた繰り返す
という風に行います。まずこれが短期的な暗記です。

具体的な数字で言うと英単語1000個を最終的に一か月で覚えるとすれば、1日200単語で①~③を行い、これを5日間やると5日で1000単語を一週します。これを6回、計30日分繰り返すことで1ヵ月で1000単語を暗記することが可能となります。

大体5週目あたりで暗記の効果が如実に表れます。
この短期的な暗記の繰り返しで身につくものが長期的暗記となります。

この勉強方法は他の教科の暗記にも応用可能ですので、私は英単語や古文の単語、世界史の年号などはこれで覚えることができました。

◆最後に

私は最終的に第1志望の大学に合格することはできず、第3志望の大学へと進学することになりました。

しかし、大学というのは自分の目的を果たすための学校ですので、「どうしてもこの大学でしか果たすことができない」という目標一本だと第1志望以外の大学に進学した際の喪失感やコンプレックスが尋常ではなくなり、充実した学生生活とは言えなくなってしまう可能性が高いです。

なるべくなら自分の目的が果たせることで、志望校を選んでいくことがポイントだと思います。

まとめ

ありがとうございました!合格体験記には学べることが沢山あります。

読んで吸収して、役立てて下さいね。

それではまた会いましょう!

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