【完全攻略】ローマ文化史まとめと語呂合わせでの覚え方!

 

どうも!ケイトです。

 

今回はローマの文化についてまとめていきたいと思います。語呂合わせも紹介しますよ。

 

Contents

ローマ法

 

ローマ法は後世に大きな影響を与えた文化遺産です。なにがすごいのかというと、様々な習慣を持つ多くの民族を、法律で統制したことです。

 

はじめはローマ市民のみでしたが、やがてローマ帝国の人民すべてに適用されます。このような法律を万民法といいます。

 

後に、東ローマ帝国のユスティニアヌス大帝が、法学者のトリボニアヌスを中心に、ローマ法大全を編纂させます。

 

これもすごいことでして、ローマ法は十二表法を起源として、どんどん積み上がってゆきました。沢山作りすぎると、全部把握するのなんて難しいですよね。

 

そこで、体系的に法典としてまとめたのがローマ法大全なのです。ローマ法は近現代の法律にもつながっていますし、法典の編纂の仕方はナポレオンが手本にしたとも言われています。

 

現在用いられているグレゴリウス暦はカエサルが制定したユリウス暦からつくられたものです。ちなみにカエサルのフルネームはガイウス・ユリウス・カエサルです。

 

7月、julyはカエサルの名前Julius(ユリウス)からきており、8月、August はAugustus(アウグストゥス)からきているといわれています。

 

文学

アウグストゥス時代はラテン文学の黄金期と呼ばれており、

ローマ建国叙事詩の「アエネイス」を書いたウェルギリウス、

 

「叙情詩集」のホラティウス、

 

「転身譜」「恋の技法」のオウィディウス

がいます。

 

語呂合わせ

会えねえ、ウェール、情緒がほらね、天職おいで

アエネイス(あえねえ)

ウェルギリウス(ウェール)

「叙情詩集」(情緒)

ホラティウス(ほらね)

「転身譜」(天職)

オウィディウス(おいで)

 

人に会いたくない人が天職を求めています。

 

 

しかしローマ人はギリシア人の独創性を超えられなかったと言われています。

 

歴史・地理

まとめておきます。

ポリビオス「歴史」(政体循環史論でも知られています。)

リウィウス「ローマ建国史」

カエサル「ガリア戦記」

タキトゥス「年代記」「ゲルマニア」

プルタルコス「対比列伝」(ギリシア、ローマの英雄の生涯を描く)

ストラボン「地理史」

 

では、語呂合わせ行きましょう!3つ紹介していきます!

語呂合わせ

ポリの歴史は変えたがり。理由はローマ。

ポリビオス(ポリ)

「歴史」(歴史)

カエサル(変え)

「ガリア戦記」(たがり)

リウィウス(理由は)

「ローマ建国史」(ローマ)

 

ポリさんは黒歴史を変えたがり。その性格の理由はローマにあるそうです。

 

滝マニア、プルプルしたい。

タキトゥス(滝)

「ゲルマニア」(マニア)

プルタルコス(プル)

「対比列伝」(したい)

 

滝マニアのマニアックな滝の楽しみ方

 

ストライキでチリチリ

ストラボン(ストライキ)

「地理史」(チリ)

ストライキのせいで、工場で焼いていたモノがチリチリになった、みたいな。

 

 

 

また、ポリビオスの政体循環史論について簡単に説明します。

 

君主政→貴族政→民主政と変化したギリシアとくらべて、ローマは君主政(コンスル)、貴族政(元老院)、民主政(民会)という複数の政体が同時に存在して、お互いの弱点を補っていた、ということを論じたのが政体循環史論なのです。

 

哲学

ギリシアでうまれた、禁欲重視のストア派の影響が強かったため、影響をうけたセネカ、エピクテトスが説いた道徳哲学は上流階級に広まりました。

 

また、マルクス=アウレリウス=アントニヌスもストア派哲学者で、自省録を残しています。エピクロス派の影響をうけた人物としては「物体の本性」を残したルグレティウスがいます。

 

その他、演説も、文章もめちゃくちゃうまかったキケロは「国家論」残しています。

 

自然科学

百科全書のような「博物誌」を書いたプリニウス。天動説を説いたプトレマイオスは「天文学大全」を残しています。

語呂合わせ

プリウス博物館、天文学的に参ってる

プリニウス(プリウス)

博物誌(博物館)

天文学大全(天文学的に)

プトレマイオス(参ってる)

 

プリウス博物館の経営が立ちゆかないようです

 

まとめ

 

いかがでしたか?

文化史は入試でも狙われやすいのでしっかりおさえておいてくださいね。

 

 

それではまた会いましょう!

 

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