【世界史】漢の文化総まとめ!語呂合わせでの覚え方も!

 

どうも!ケイトです。

 

勉強は順調ですか?

 

この記事では「漢の文化がよく分からん」という人向けに、漢の文化をまとめていきます!

 

Contents

漢の文化まとめ

 

まとめ

董仲舒 儒学

訓詁学

司馬遷 「史記」 紀伝体

班固 「漢書」

製紙技術

 

 

儒学

儒学って?

 

漢の武帝の時代、国をあげて研究する学問が決まりました。それが、儒学です。

 

儒学というのは、礼と徳を重んじた学問で、簡単に言ったら「目上の人を敬え!」という教えを含んでいます。

 

儒学は封建制向きです。上の人が下の人を可愛がる、下の人が上の人を敬うという上下関係をサポートしてくれるからです。

 

秦の郡県制は性悪説に立っていて、「国民は信用できない。法律で国を支配しよう」と、礼や徳ではなく、法律にたよった統治制度なんです。官僚を地方に送り、法律を行き渡らせ、統治しました。

 

だから秦では、焚書坑儒などの「儒学。だめ、絶対」政策が行われたわけです。

【ややこしい!】封建制、郡国制、郡県制の違いとは?

官学へ

 

漢では、郡国制になりましたね。長安付近で郡県制、遠いところは封建制というミックス制度です。

 

ここで、「儒学を上手く使えば、上下関係が生まれて反乱が起きなくなるのでは?」と思いついた人物がいます。

 

それが董仲舒です。「目上の人を敬う」という性質を使えば、安定した統治ができるよーと武帝にオススメしたところ、見事に気に入ってくれたので、儒学は晴れて官学になりました。

 

 

官学になったことで、経典も生まれます。それが五経です。5つの本の名前を語呂合わせで覚えておきましょう。

語呂合わせ

語呂合わせ
来期の出所、延期死去

 

礼記(来期)

 

春秋(出)

 

書経(所)

 

易経(延期)

 

詩経(死去)

訓詁学

 

後漢の時代になると、この経典を隅々まで読み、正しく解釈しようという学問が生まれます。それが、訓詁学ですね。

 

学者としては、鄭玄(じょうげん)が有名です。押さえておきましょう。

 

歴史書

漢の時代で覚えておいて欲しい歴史書は二つです。

司馬遷 「史記」(前漢)

班固 「漢書」(後漢)

 

です。この二つは、時代を追って記録する編年体ではなく、エピソードを書く紀伝体で書かれています。

 

ちなみに班固は西域都護で活躍した班超の兄貴ですね。すごい兄弟。

 

宗教

社会不安が増大し疫病が流行した後漢末、張角の太平道五斗米道という新興宗教が生まれます。

 

社会不安が増大し疫病が流行って、コロナみたいですね。

 

このような宗教は生活に苦しむ農民の心をとらえました。やっぱり人って何かにすがりたくなるんですよね。

 

ちなみに太平道は後漢が滅ぶ原因である黄巾の乱を引き起こす人物です。

 

また、どちらも今後現れる道教の源になります。。

 

美術

漢の時代といえばやはり、製紙法の発達です。それまでは、竹や木の札に書いていました。(竹簡)(木簡)ただ、これは重くて使いづらい。

 

そこで、後漢の時に、宦官である蔡倫が大発明し、製紙法が生まれました。このおかげで、本が作れるようになり、イスラームを経てヨーロッパにも広まっていきました。

 

漢の文化まとめ

まとめ

董仲舒 儒学

訓詁学

司馬遷 「史記」 紀伝体

班固 「漢書」

製紙技術

 

まとめ

 

いかがでしたか?漢の文化をまとめました。中国の文化には、学問と宗教が必ずと言っていいほど出てくるので、最低限押さえておきましょう。

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今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!それではまた!

【世界史】漢を分かりやすく!

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