どうも!ケイトです。
ムガル帝国の皇帝の名前と順番、特徴は頭に入っていますか?しかし覚えるのってなかなか苦戦しますよね。
今回はムガル帝国の皇帝の覚え方とそれぞれの特徴を紹介していきますよ!それではいきましょう!
・アクバル
・シャージャハーン
・アウラングゼーブ
バイブル配るジャパンには売らんぜえ
バーブル(バイブル)
アクバル(配る)
シャージャハーン(ジャパン)
アウラングゼーブ(売らんぜえ)
日本には聖書を配ってくれないみたいです。
Contents
バーブル
ムガル帝国を建てたのはバーブルという人物です。
バーブルは実はティムールの子孫です。ティムールは、「俺はチンギスハンの子孫だ!」と言い張っていた人物で、また、ティムール朝にて、モンゴルの復活を目論んでいました。
バーブルはその子孫ということで、彼もまた、モンゴルを復活させようと、建国をした人物なのです。
↓ティムール朝の復習はこちらから↓
バーブルは、デリースルタン朝の最後のロディー朝を倒し、ムガル帝国の基礎を築きます。
ちなみに、ムガルというのは、モンゴルが鈍った結果ですね。
基本的なことを言うと、イスラームのスンナ派で、公用語はペルシア語でした。デリースルタン朝はイスラーム系の王朝でしたが、地域柄インドの文化とも融合し、インド=イスラームの文化も発展しました
アクバル
3代目の皇帝アクバルは、アクバル大帝と呼ばれるほどの凄腕皇帝です。一番重要な人物かもしれません。
彼が行ったこととしては、
・マンサブダール制の整備
・新都をアグラに
・人頭税廃止
マンサブダール制
彼は支配層の組織化を図りました。つまり、官僚制を整えたのです。官僚には管理する騎兵、騎馬の数に応じた給料を払い、等級をつけ、官位を与えました。
また、全国の土地を測量して、税制度も整えました。徹底的に中央集権的な統治体制にして、安定した治世を実現しました
アグラ
アグラという場所に新都を築きました。ヒンドゥー文化がよく現れている建造物があります。
人頭税廃止
ヒンドゥーとイスラームが融合していく動きがこの頃見られました。不可触民への差別の禁止や、人類はみんなひとつなんだ!と主張したカビールという人物の登場。
ナーナクという人物は、カーストなんか関係ない!愛と献身で神と一緒に生きれば、輪廻から抜け出せるんだ!と主張します。
ナーナクはその後、シク教を創始します。
この動きを見て、アクバルも行動に出ます。彼は、イスラーム教徒ですが、ヒンドゥー教徒の女性と結婚し、異教徒に払ってもらっていた人頭税(ジズヤ)を撤廃します。
そうして積極的に融合を図っていきました。歴史的に高評価を受けているのは、このような寛容な政策が大きいですね
シャージャハーン
アクバルの孫で、ムガル帝国の最盛期に統治していた人物です。
シャージャハーンはある建造物で有名です。それが、かの有名なタージマハル。タージマハルというのは、彼の奥さん、ムムターズ=マハルのお墓なのです。
奥さんは何人かいたのですが、ムムターズは特に愛していて、彼女が亡くなった時に酷く悲しんだのです。
政治や戦争などで支えてもらった時期が多かったので、余計に悲しかったんですね。
タージマハルはインドイスラーム建築の代表です。また、彼は首都をデリーに移しました。
アウラングゼーブ
シャージャハーンの息子であるアウラングゼーブは、やらかします。それにより、支配の弱体化が進むのです。
1番のやらかしは、人頭税の復活。彼は敬虔なイスラーム教徒で、ヒンドゥー教を嫌いました。ヒンドゥー教寺院の破壊を命じ、人頭税を復活、弾圧しました。
ムガル帝国は、土地柄、ヒンドゥー教徒国民が圧倒的に多く、トップだけがイスラームみたいな状態でした。よって、統治をするために、トップが寛容策をとってきたわけです。
ただ彼は我慢できず、、、
この弾圧をきっかけにヒンドゥー教の彼らは独立を目指して動き出し、そしてついに西インドにマラーター王国が登場します。
西北インドでは、シク教徒の勢力が強大化。ムガル帝国はバラバラになっていきます。
ムガル帝国は、19世紀後半に滅亡しますが、そのお話はこの記事で!↓
覚え方
バイブル配るジャパンには売らんぜえ
バーブル(バイブル)
アクバル(配る)
シャージャハーン(ジャパン)
アウラングゼーブ(売らんぜえ)
これでばっちりですね!
まとめ
いかがでしたか?ムガル帝国の皇帝の覚え方と、それぞれの特徴を紹介しました!
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