どうも!ケイトです。
○○と○○の違いってよく試験に問われますけど、弱いところつかれた時のダメージって半端じゃないですよね。
ということで今回はルター派とカルヴァン派の違いを解説していきますよ!
Contents
ルターとカルヴァンの違い
ルターとカルヴァンの違いは、
ルター→教会はいらない、聖書だけで十分
カルヴァン→予め運命は決まっているよ
こんな感じです。
それではこれをを念頭に置きながら、それぞれの主張を見ていきましょう。
マルティン=ルター
マルティン=ルターの考えは、神の教えを信じていれば、救われるというものです。
当時のカトリック教会は、贖宥状という免罪符を、これを買えば救われるよ!と言って売っており、そのお金で教会を建て替えたりしていたのでした。
これを見たルターは、これはあかんやろ!といって、その内容を論文にして批判するんですよね。
でも、日本人ってこの贖宥状を批判できないんですよ。だってお守りと同じですからね。
すみません。話がそれました。
ルターは「教会はいらない!」そして、「聖書さえあればいい!」と主張し、新約聖書をドイツ語訳し、キリストの教えをどんな人にも共有できるようにしました。
彼の教えは、諸侯、市民、領主、農民など、教会の搾取の被害になっていた人々に受け入れられていきました。結構層が幅広いですね。
彼の教えの支持者は、プロテスタントと呼ばれるようになります。
カルヴァン
カルヴァンの考えは、魂が救われるかどうかは予め決まっているよというものです。これは、労働の考え方に影響を与えました。
運命が決まっているということは、つく職業も決まっているということですよね。
カトリックでは、金儲け=悪でお金をたくさん持っていることはあまりいいことではありませんでした。
しかし、カルヴァンの考えにて、職業も神が決めていると考えると、仕事に精を出してお金儲けすることが善ということになります。
だから、当時の商工業者は禁欲的に仕事に勤しみ、儲かった分は仕事に使って事業を拡大しました。
そしてそれが資本主義を拡大させていくのです。また、教会組織に関しては、長老制度を取り入れました。
その解説は次回していきます。
カルヴァン派はフランス、ネーデルラント、スコットランド、イギリスに広まり、ルター派と同じく大きな勢力になりました。
まとめ
いかがでしたか?ルターとカルヴァンの違いを解説しました。
なんとなくややこしい部分を一つずつクリアしていって得点アップにつなげて下さいね!
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それではまた!
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