どうも!ケイトです。
この記事では、魏晋南北朝時代の文化まとめをやっていきます!
Contents
魏晋南北朝時代の文化まとめ
仏図澄、鳩摩羅什、法顕
敦煌、雲崗、竜門
道教 寇謙之
清談
陶潜
昭明太子「文選」
顧愷之「女史箴図」
王羲之
宗教
まずは文化をおさえる上で大事になってくる宗教をやっていきます。
仏教
魏晋南北朝時代は不安定な時代だったので、外部から色んな思想や文化が入ってきた時代でもありました。そのひとつが、インドから来た仏教です。
仏教自体は300年位前に入ってきていたのですが、魏晋南北朝時代に一気に大ブームになります。先ほども言ったように動乱の時代だったのが主な要因。
外部から人が入って来やすく、インドから出張みたいな感じで仏教徒が中国にきたりしてました。有名な二人をおさえましょう。
華北で広めた仏図澄(ぶっとちょう)、「大乗仏教まるわかりブック」を持ち込み、地元の人達とそれを中国に翻訳した鳩摩羅什(鳩摩羅什)です。
また、インドに留学したヤツもいました。法顕という人物です。彼はインドに赴き、仏教をマスターした後、「仏国記」を書きました。
北魏の時代からは、石窟寺院がつくられます。石像がおいてあるお寺みたいなもんです。
石窟寺院は敦煌・雲崗・竜門の3カ所にあるものが有名です。
仏教は、北の方では庶民に、南の方では貴族に広まりました。奇妙な広まり方ですね。
道教
仏教が布教する中、老荘思想をもととした道教が生まれます。道教を詳しく解説すると、長くて分かりにくいので、ここでは簡単にざっくり。
「自然に逆らわずに生きればええ」という老荘思想と、「人は不老不死になれるんや」という神仙思想、あともう2つくらい思想がミックスされ、それが民間の人々によって段々有名になったのが道教です。詳しくやりたければ、倫理を勉強して下さい。
道教すげえ!って思った人が増え、教団つくりたい!と思った人物がいました。それが、寇謙之(こうけんし)。彼は、道教にハマっていた北魏の太武帝に認められて道教布教大使として活躍していきます。
清談
魏晋南北朝時代は、貴族中心の文化です。その文化で有名なものが清談。「政治のこととか抜きにして、老死や荘氏の哲学を議論しましょうや」っていうのが清談です。
「世俗を離れた哲学」=「世間の汚れに染まらない」という認識だったみたいですね。自由で金持ちな貴族は、精神的安定を求めこのような道徳や規範に縛られない趣味にハマっていきました。確かに、精神的な幸せって大事です。
今も昔も大事なものは変わらないですね。
芸術
芸術の面も結構栄えるのが、魏晋南北朝時代です。この時代は、貴族が活躍したので、文学や絵画もどことなく優美な作品が多いです。この時の文化を六朝文化と呼びます。
有名な人物を紹介していきましょう。
田園への憧れを詩にした陶潜(陶淵明)、
「文選」という優れた文章集を作った昭明太子、
朝廷で働く女が守るべき教えを絵画にした顧愷之(「女史箴図」という作品です)、
最後に後の書道に大きな影響を与えた王羲之。
名前だけでも語呂合わせで覚えてしまいましょう。
正体、王の子とうせんぼ
昭明太子(正体)
王羲之(王)
顧愷之(子)
陶潜(とうせん)
魏晋南北朝時代の文化まとめ
仏図澄、鳩摩羅什、法顕
敦煌、雲崗、竜門
道教 寇謙之
清談
陶潜
昭明太子「文選」
顧愷之「女史箴図」
王羲之
まとめ
いかがでしたか?魏晋南北朝時代の文化まとめでした。関連する知識を復習できるようにいくつか記事を貼っておくので、良ければ読んで見て下さいね。
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