【世界史】中世ヨーロッパの大学の解説と語呂合わせでガンガン覚える方法!

どうもケイトです。

 

世界史の中ではヨーロッパの歴史は大きなウェイトを占めていますが、中でも中世の暗記量はすさまじいですよね。

 

今回は、その中世の話の中でも、割と重要度が高めな中世ヨーロッパの大学について解説し、試験中に思い出して解いて楽しくなるような覚え方も紹介していきます。

 

Contents

大学の誕生

まずは、そもそも大学はどうやって生まれたの?というお話をしていきます。大学は12世紀頃に誕生しました。

 

当時の学問は神学が中心でした。神学は、キリスト教についての研究。そして、キリスト教のスペシャリストは聖職者です。

 

聖職者はキリスト教について突き詰める、ということをしていましたから、言い換えれば、教会で働いている聖職者は学者でもあったのですね。

 

聖職者が研究をすすめるということは、研究機関が教会にあるということになりますので、教会の付属学校が大学の始まりとなります。

 

この「付属」だった学校の存在は次第に大きくなっていき、ついには教授と学生の組合ができ、特許状をもらって、自治権を取得します。

 

特許状自治権で気づいたかと思いますが、大学は一種のギルドですね。ギルドということは大学は結構独立した存在だった、ということになります。

ギルドについてはこちらから↓

ハンザ同盟、ロンバルディア同盟を分かりやすく簡単に解説してみた!

 

一種のギルドとして、地位を確立していった大学ですが、当時の大学が持っていた学部としては、基本的に3つです。それが、神学、法学、医学

 

学生はそれプラス、自由七科と呼ばれる教養科目を学びました。余談ではありますが、学問で使う言語はラテン語でした。ラテン語はカトリック教会の公用語でした。

 

現在、ヨーロッパの小学校でも、ラテン語を習ったりします。ラテン語を話す人はほとんどいないので、なぜ?と思うヒトも多いです。

 

ラテン語はローマ帝国時代の公用語で、滅亡後もカトリック教会の公用語として残り、またまたその後も知的階級の用いる言葉として残っているのです。話す人は減っても、実は今でも学術的な文章にて使われたりするんですよね。

 

昔の文献を完全に分析するには原文を読むのが有効で、ヨーロッパで見つかる文章の多くはラテン語で書かれるため、学問の発展のためにラテン語の勉強が必要な訳ですね。

 

覚えるべき大学を紹介

大学についての簡単な説明が終わったところ、試験に出る覚えるべき、中世ヨーロッパにできた大学を紹介、解説していきます。語呂合わせでガンガン覚えていきましょう。

ボローニャ大学

最古の大学で、イタリアにあります。

 

かつて、この地域にはローマ帝国があったことはご存知ですね。ローマ帝国の十二表法から始まる法律の整備は、中世にも影響を及ぼしています。

 

例えば、王が強くなり、国がまとまり始めた頃、王様は法律の必要性に気づくわけですよね。そこで、手本が欲しいということになり、学者に色々研究させます。

 

学者は気づくんです。

 

ローマ帝国の法律めっちゃええ

 

法律は大学(教会)で研究されるもの。ローマ帝国があったイタリアは法律の最先端の研究。そういうことで、ボローニャ大学は法学が有名なんですね。

 

サレルノ大学

この大学は医学が有名です。イタリアに今もある大学です。サレルノは9世紀頃から医学の研究が盛んでした。

パリ大学

フランスにあった大学で、神学が有名です。

オクスフォード大学

パリ大学をお手本にたてられ、今でもよく知られた大学ですね。

 

パリ大学をお手本にしたためか、神学が有名です。

 

ケンブリッジ大学

オクスフォード大学から分裂してできたのがケンブリッジ大学です。

 

ここでも、神学が有名です。パリ大学、オクスフォード大学、ケンブリッジ大学は兄弟みたいな感じですね

学寮制

パリ大学、オクスフォード大学、ケンブリッジ大学では、学寮制が発展します。大学で学ぶには、やっぱりお金がかかるんですね。教授への謝礼や下宿代。

 

学生になれるのは、お金持ちの弟子ばかりでした。

 

しかし、貧しくても熱心な人々もいたため、そのような学生たちのための住まいとして、寮ができたんです。コレッジ制とも呼ばれています。

 

余談:欧米の大学では寮に住むことも多いですが、学寮制の名残だと考えられます。(ただ、現代では、近くに下宿するより、寮に住む方が高額って話は知ってました?)

語呂合わせまとめ

では楽しい楽しい語呂合わせです。何度も口ずさんで覚えていきましょう

ボローニャとサレルノ

語呂合わせ
サルの威嚇でボロボロのほお
サレルノ(サル) 医学(威嚇)

ボローニャ(ボロボロ) 法学(ほお)

超強力なサルの威嚇がお肌に影響与えちゃう、というストーリーです。

神学が有名な大学

語呂合わせ
奥さん、ひっぱり、髪の毛痛い
オックスフォード(奥さん)

パリ(ひっぱり)

神学(髪(カミ))

ケンブリッジ(毛)

髪の毛引っ張られたら痛いですね。

まとめ

 

いかがでしたか?中世ヨーロッパの大学についてと、その語呂合わせを紹介しました。割とよく出るので、何度も語呂合わせを唱えて覚えて下さいね。

 

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それではまた会いましょう!

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