どうも!ケイトです。
この記事では、アメリカ独立戦争を3分で解説していきます!
アメリカ独立戦争
まずアメリカというのは、イギリスのピューリタンが渡ってきて形成した植民地でした。植民地は13個でしたね。独立戦争の原因はイギリスによる植民地への抑圧でした。
原因
イギリス本国は重商主義政策を行っていました。輸出量を輸入量より多くして国にあるお金を増やす政策です。しかし、アメリカでは奴隷を使用したプランテーションによって安く大量に農産物がとれ、イギリスよりも有利に輸出できたのです。
イギリスは「あまりにも植民地ばかり儲かってしまうと、本国にお金入ってこなくなるのではないか」と心配になるのです。
七年戦争後、たくさんお金を使ってしまい赤字になってしまいました。
そこでイギリスは、儲けているアメリカからお金を搾り取ろうと、税金を課すのです。
ボストンティーパーティー
印紙法という法では、新聞やパンフレット、証書やトランプのカード、あらゆる紙にイギリスの印紙(切手みたいな紙です)を貼り、印紙=税という形でお金を巻き上げました。
これに対して、デモが各地で繰り広げられましたし、「代表無くして課税なし」(植民地代表がいないイギリスの本議会で課税を決定する権限はない)という有名な主張がなされました。
イギリスは全然手を緩めず、茶法という法律も定めました。前々からお茶に対しての税は課せられていましたが、植民地側は対抗してオランダからお茶を輸入して税を回避していました。
イギリスの貿易会社はダメージを受けたため、イギリスは茶法を制定しました。これはイギリスの貿易会社がお茶の専売権を持つという法でした。
ということは、植民地側はもうオランダからお茶を輸入終えず、イギリスからかって税を払わざるをえなくなってしまいますね。
植民地側の住民の怒りはピークでした。
1773年12月16日、貿易船がボストン港に到着しました。船には大量のお茶が積まれていました。その夜のこと。インディアンらしき人々が、イギリス船に乗り込み、お茶が入っている箱を海に投げ落としたのです。
投げ落とされた茶の箱は、324箱にも上りました。投げ落とした人々は、インディアンに扮装した植民地側の住民でした。
この事件をボストン茶会事件と言います。(私は高校の時に友達とふざけて、ボストンティーパーティー事件と覚えていました。)
本国側は、ボストン港を封鎖し、犯人を逮捕しようとしますが、「ボストンで茶会(ティーパーティー)を開いただけだ」と市民がみんな冗談をいい、結局逮捕されませんでした。
開戦
なんとかして屈服させたいイギリス。なんとかして抵抗したいアメリカ。1775年、武力衝突が起きてしまいました。
はじめは、レキシントン、コンコードで起こります。植民地側はあの有名な、ワシントンを総司令官に任命しました。
翌年には早々トマスジェファソンが起草した、独立宣言を出しますが、まだまだ戦いは終わりません。
トマスペインが書いた「コモンセンス」は、独立するかどうか割とどうでもいいと思っていた人に対して「独立は常識なのだ」と訴え、愛国派が増えるきっかけになりました。
当初苦戦していたアメリカですが、イギリスが嫌いなフランスやスペインが加勢してくれました。ロシアは武装中立同盟を作り、中立している国は自由に航行して良いということを決め、アメリカに武器や物資を運びました。
イギリス超アウェイwww
フランスのラファイエット、ポーランドのコシューシコは自ら独立軍の兵士として戦いました。サラトガ、ヨークタウンと戦いが続き、ついにアメリカはイギリスに勝利します。
パリ条約を結び、アメリカ合衆国として独立を勝ち取りました。
合衆国憲法

憲法制定
ついに独立を勝ち取ったアメリカですが、国としてゆるっゆるでした。政府の権力は弱いし、各地で反乱が起こっていました。
そこで、強力な中央政府をつくろう!ということで、会議を開き、合衆国憲法を制定して、社会の仕組みを定め、国民の権利を保障しました。国民主権、三権分立、連邦主義がポイントです。
連邦派、反連邦派
憲法を制定したは良いもの、連邦主義に賛成する人と反対する人が出てきました。この連邦派、反連邦派はやがて政党に発展します。
そもそも連邦主義は、各州に自治を認めながらも、中央政府中心に統治するというものです。
反連邦派は、各州がそれぞれ自治し、中央政府の力は最小限にするべきだという考え方です。政府に縛られず自由に貿易したい自営農民、商業者が支持しました。
結局話し合いの末、両者が妥協し、折衷案のようなものができ、連邦政府が発足します。大統領はワシントンでした。また、連邦派のリーダーであるハミルトンを財務長官に、反連邦派のジェファソンを国務長官に任命して、バランスをとりました。
まとめ
いかがでしたか?アメリカ独立戦争面白いですね。しっかり流れを押さえて、暗記で補強して下さいね!
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それでは!
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