【文系】大学の行きたい学部が決まらない?文系学部4つの特徴をまとめて紹介!

 

どうも!ケイトです。

 

学部選びって悩みますよね。やりたいことがあるなら楽ですが、特にこうなりたい!っていうのがないっていう人も多いはず。

 

私もなんとなーく興味があるかもーくらいで選んでいました。

 

本記事では文系高校生のあなたに向けて、文系学部4つの紹介をしていきます。

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前提として

 

学部選びには、人それぞれの価値観が反映されます。

 

「お金を払うのだからなるべくたくさん勉強したい」という人もいますし、「課外活動を頑張りたいからそんなに大変な学部は嫌だ」という人、「とにかく楽して卒業したい」人だったり、「なるべく就活に役立つ、社会に出て役立つことを学びたい」という人もいます。

 

私は「真面目系の学生」と「課外活動をエンジョイしたい学生」の中間くらいにいた人物です。なるべく多角的に情報をお伝えしますが、「その学部でなにが学べるか」と「時間があるか」という観点からの情報が多くなることはご了承ください。

 

また、同じ学部でも大学によって大変さやレベル感はまちまちです。その辺も合わせてご理解くださいませ。

 

文系学部4つの紹介

文系学部としてよくある学部をピックアップして紹介していきます。こちらの4つです。

「経営学部」

「経済学部」

「法学部」

「国際学部」

経営学部

 

経営学とは、「企業・会社、組織経営に関わるすべての物事についてよりよくする方法を多角的に考えていく」学問

 

経営学部で主に学ぶことは、マーケティングや法律、人材マネジメント、危機管理、経営戦略です。

 

一口に経営学といっても、かなり広いのが特徴です。マーケティングは、顧客ニーズの把握になるためフィールドワークや統計学が入ってきますし、法律は法学、人材マネジメントではどうしたら従業員の働きやすさが変わるか考えるとき心理学が入ってくるかもしれません。

 

忙しさについては、「覚えることも多くなく、内容も難しくない。どの学部よりも、1番遊べると思う」という人もいます。

 

一方で、近畿大学経営学部卒の友人は「彼女は経営論やマーケティングをとことんやって、嫌になったw」と言って、まったく毛色の異なる会社に就職しています。

 

私個人として思うのは、経営学部の教授で実際経営したことある人少ないやんっていうところ。(安心してください、いるにはいますよ。)

 

あくまでも学問分野として、社会を経営の観点から捉えることをやりたい人には経営学部はおすすめかもしれません。面白そうとは思います。勉強してみたいです。

 

経済学部

経済学とは、「個人や企業だけでなく国家など社会全体の経済活動の仕組みを幅広く研究する」学問です。

 

字面的に経営学部と似ていますが、似て非なるものです。先ほど見た通り、経営学部は簡単に言ってしまえば、「会社」が舞台でしたが、経済学部は「社会全体」が舞台です。

 

経済学部で学ぶことは主に2つ。「マクロ経済学」と「ミクロ経済学」です。マクロは大きい、ミクロは小さいという意味と思って下さい。

 

マクロ経済学では、政府、企業や家計を一括りにしたより大きな社会全体の経済活動について分析します。円安、円高、GDP、国の景気なんかも視野に入ってくるでしょう。

 

最近私が文献を読んで勉強している、MMT理論なんかも勉強してみると面白いかもしれません。まあちゃんと理解してみたら、今の政府に吐き気をもよおすかもしれませんが。

 

ミクロ経済学では、経済を構成する消費者、企業の選択が社会に及ぼす影響を考えます。消費者の行動心理と、それが与える社会への影響ですね。

 

古典派経済学では、完璧に合理的に動く人間を想定するのですが、「は?それってほんとかよ」と疑ってかかって勉強してみるのもまた一興。余談ですが、ツッコミをいれられる人は研究者の素質があるかもしれませんね。

 

国際系の学部

ここから2つは、私が実際に所属していた学部になります。

 

国際学部といっても、国際関係学部を学ぶところもあれば、外国語を学ぶ学部もあってややこしいので、「国際系の学部」という風にしておきます。

 

私は2019~2021年まで、立命館大学の国際関係学部にいました。

 

国際関係学とは、国際社会に現れる問題を、政治・法・経済・文化などの観点から理解しようとする学問です。浅く、広く、という感じではありますが、ひとつの国際問題をこんなにも深掘れるのかと感動することも多々あります。

 

国際フィールドの政治学部であり、法学部であり、経済学部であり、文学部であり、扱う文献が英語が中心なので外国語学部ともいえます。いろんなことに興味があり、国際社会にも関心がある人には向いている学部かもしれません。

 

もっとも、立命館大学の国際関係学部には、「国際関係学専攻」と「グローバルスタディーズ専攻」があります。前者は私が所属していた専攻で、授業は主に日本語で行われます。(英語の授業、第二外国語の授業は週に3,4ありますが。)

 

後者での授業は主に英語で行われます。もちろん課題も英語、プレゼンも英語、レポートも英語。

友人が何名かいますが、帰国子女や高校時代に留学に行っていた人が多い専攻です。留学生も多いので、絵に描いたような「国際学部」ですが、生半可な気持ちで入ると多分病みます。お気をつけ下さいませ。

すみません、ほぼ立命館大学の国際関係学部の説明で終わりました。

法学部

2021~2023年まで京都大学の法学部にいました。

 

法学はその名の通り、「法律がどのように運用されているか、あるいはどう運用していくべきなのかを考えていく学問」です。

 

絵に描いたような法学部の授業もあれば(例えば、刑法や民法)、法が社会にどのような影響をもたらすのか、法が社会の中でどうあるべきなのかを考える学問もあります。(法社会学、法理学)

 

また、法学部では、法学と政治学どちらも扱う大学が多いでしょう。少なくとも京都大学の法学部はそうです。

 

京都大学法学部卒の私が言うのもあれですが、私は法律嫌いです

判例や学説をネチネチ勉強してくのがマジきもい。うざい。じれったい。もどかしい。まじかありえんと思う判例もある。(ごめん言い過ぎた。)

 

実定法よりは、法社会学や法理学の方が好きでしたし、比較政治学やアメリカ政治なんかを中心に勉強してました。

 

まあ知っておいてほしいのは、法曹(裁判官、弁護士、検察官)を目指さなくても、法学部に入って良いということです。社会で役立つかどうかは人それぞれです。

 

あ、京都大学の法学部に編入学するとまじ忙しいから気をつけてね。でも法曹目指してなかったから、サークルを2つ掛け持ちする時間はあったよ。

 

まとめ

 

学部選びは重要です。が、入ってみてから自分のいろんな興味に気づいて自分から動いていくのもまた一興です。

 

やってみたらおもろかった!ってこともあれば、やってみたかったけど思ってたのと違うわ、ってこともあります。

 

自分の興味に従って仮決めしたら、もうあとは選んだ道を正解にする勢いで思い切って飛び込んでいくような姿勢で、大学生活に入ってみたらいかがでしょう。

 

ま、その前に勉強ですな。いろんな学部について自分でも調べて見て、自分の進む方向を定めていきましょう。では!

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