どうも！ケイトです。
今回は三・一運動そして五四運動の違いをやっていきます。思っているより簡単ですので、気楽に行きましょう！
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三一独立運動と五四運動のの違い
これらの出来事は同年代に起きたものであり、その運動の趣旨も同じです。ただ違うところは、朝鮮で起きたか、中国で起きたかです。
三一独立運動
三・一運動は、1919年に朝鮮で起きた、「反日本」、「独立万歳」を訴える運動です。1910年に日本の統治下に韓国は入ってしまいましたよね。
簡単に言えば、日本はじわじわと力を加えていって、外政から内政までほとんど支配してしまいました。義兵闘争など、抵抗運動が行われましたが、日本は総督府をおいて、韓国を自分たちの領土にしてしまったんですよね。
そうして、9年、韓国は日本の支配下にいたわけですが、やはり反日感情は高まり、さらにロシアでは革命が起きて、民衆が王政を倒し、さらにその後臨時政府を倒したという情報が入ってきます。
また、第一次世界大戦後、「民族自決」という言葉が流行語になり、アジアでは社会運動、民族運動がかなり頻繁に起きるようになります。
そうして、韓国では、独立への要求が高まっていき、ついに1919年3月1日、ソウルでデモが始まり、たちまち朝鮮全土に広まっていくわけです。
これが三・一運動です。
日本の総督府は、軍隊を使って弾圧し、なんとか鎮圧しますが、「厳しくしすぎてまた起きたらいかん！」ということで、政治のやり方を、武力から文化に変えました。
すなわち、同化政策です。日本人のように育て、韓国語や韓国っぽいことを禁ずるみたいな。このやり方を「文化政治」と言います。
鎮圧されてしまったデモですが、その後も独立運動団体は存続し、4月にはそれが統合されて大韓民国臨時政府が上海で結成されます。
五四運動
五四運動は1919年5月4日に、中国で起こった、反日、条約反対を訴える運動です。運動は趣旨は、三・一運動とほぼ同じですよね。
日本は韓国だけでなく、中国に対してもやりたい放題でした。
大戦中は、ドイツが借りてる中国の膠州湾を、「ボク、あれホシイ！！」といって勝手に占領し、中国に、「あの領土の利権よこせやあ！ワレェ！」と、二十一ヵ条の要求という、脅迫状を突きつける始末。
これにより中国内でも反日感情は高まり、1919年のパリ講和会議で、二十一ヵ条の要求の取り消し、ドイツが借りてる山東という地域の返還を求めましたが、列強国に拒否られます。
こんなことされたら、誰でもキレる。
ということで、これに抗議した人々が1919年5月4日に、デモを起こします。デモの中心は北京大学の学生だったようです。
この動きは瞬く間に中国全土に広がり、反日、条約反対、中国なめんな、という運動が行われていったわけです。
この運動を、五四運動というわけですね。
その後、中国政府は、ヴェルサイユ条約を拒否、そうして、日本と戦うべく国共合作に進んでいくわけです。
覚え方
この運動が覚えにくいのは、日付だからですよね。もっと良いネーミングなかったのかと突っ込みたくなりますが、一応覚え方を紹介しておきます。
日付的に3月が先ですので、前後は大丈夫でしょう。なので、どっちが朝鮮か、どっちが中国かですね。
サンイチくんの挑戦、腰注意
三・一運動（サンイチ）
朝鮮（挑戦）
五・四運動（腰）
中国（注）
今回は語呂合わせを作ってみました。ぎっくり腰になりやすいサンイチくんの挑戦（笑）ストーリーはあなたの想像にお任せします。
まとめ
いかがでしたか？三・一運動そして五四運動の違い、覚え方でした。
しっかり理解して点数につなげていきましょう！
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それでは。
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