どうも!ケイトです。
文化史って得意ですか?文化史は覚えることも多く、苦手とする人も少なくありません。その分、得意にしてしまえば周りと差をつけられます。
今回は明の文化についてまとめていきます。
Contents
明文化まとめ
董其昌
「三国志演義」「水滸伝」「西遊記」「金瓶梅」
陽明学
天工開物 宋応星
本草網目 李時珍
農政全書 徐光啓
明の文化
明の文化は、明の社会と密接に関わっています。洪武帝が完全な文治主義だったことで、官僚を経験する人が増え、文化もそのように洗練されていきます。
芸術
まずは芸術。
画家としては董其昌(とうきしょう)が有名です。彼は官僚を経験したような高学歴な人物ですが、芸術家としても名をはせました。
また、明では小説が流行りました。木版印刷によって本をたくさん出版できるようになり、みんな本を買うようになったんです。
有名な小説としては、「三国志演義」「水滸伝」「西遊記」「金瓶梅」ですね。聞いたことがある題名もいくつかあるのではないでしょうか?
「三国志演義」は三国史の話。
「水滸伝」は男達が国のために戦うみたいな話。
「西遊記」は孫悟空。
「金瓶梅」は愛の話、同時に政治腐敗を描いた物です。
小説の他にも技術や科挙に関する参考書など、世に出回る本は増えていきました。
学問
次に学問。明ではなにがトレンドだったかというと、陽明学です。
宋で、朱熹が唱えた朱子学は、経典をしっかり読み込んで、真理にたどりつこう!という学問でした。朱子学では、心よりも理の方が重んじられました。
しかし、心がないがしろにされがちな朱子学を見て、疑問を感じた人がいます。それが王陽明という人物。陽明学では3つのことを覚えておきましょう。。
「心即理」「致良知」「知行合一」です。
「心即理」は朱子学の「性即理」に代わってでてきた言葉で、簡単にいうと、本来は心の中に正しい道徳が詰まってますよってことです。
「情なんか邪魔だ、研究せえ」という朱子学と違って、心を大事にしています。
「致良知」はありのままの善良な心で過ごしましょう、
「知行合一」はその心のまま行動しましょう、ということを表した言葉です。陽明学は庶民の間にも広まりました。
なお、朱子学は儒学の一派ですね、陽明学はそれを批判したものになります。
科学技術
エリートが増えたことから、科学技術への関心も高まります。覚えておいて欲しい3名と本の名前を語呂合わせにしてみました。
転校おせえ本校の理事、乗せても徐行
天工開物(転校) 宋応星(おせえ)
本草網目(本校) 李時珍(理事)
農政全書(乗せても) 徐光啓(徐行)
明文化まとめ
董其昌
「三国志演義」「水滸伝」「西遊記」「金瓶梅」
陽明学
天工開物 宋応星
本草網目 李時珍
農政全書 徐光啓
まとめ
いかがでしたか?
明の文化について紹介しました。復習を繰り返し行えば、必ず覚えられるので、頑張って下さい!
それでは!
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。