どうも、ケイトです。
今回は、あの有名な4大文明の共通点、相違点のまとめをしていきます。ラストには、語呂合わせも紹介していきますよ♪
ではいきましょう!
Contents
共通点
4文明の共通点としては、大河の近く、暖かい、文字の開発、青銅器の利用です。みていきましょう。
①大河の近く
人は水がないと生きていけませんよね。ですから、文明を説明するときは、大河の近くであると説明されることが多いです。
大河は塩害もなく、農業もできて生活しやすかったのがポイントですね。肥沃の三角地帯とか、エジプトはナイルの賜物というのは、川によって土地が良く肥えたことを表した言葉です。
農業がしやすければ、定住も進み、人も増えます。その結果文明ができるのです。
②暖かい
寒すぎない気候も大事です。もちろんそれぞれの地域で気候帯が違ったり、特色はあるものの、共通しているのは、比較的過ごしやすい気候なのです。おさえておきましょう。
③文字の開発
それぞれ文字も生まれました。しっかりおさえておきましょう。
エジプト文明:象形文字(物の形)
メソポタミア文明:楔形文字(くさびの形)
インダス文明:インダス文字(未解読)
中国文明:甲骨文字(亀のこうらや牛骨に刻まれた文字)
④青銅器の利用
青銅器は主に祭式で使われました。中国文明での使用が有名ですが、青銅器自体は紀元前3000年ごろに、西アジアで生まれ、次第に各地に広まりました。
紀元前1500年にヒッタイトが鉄製の武器を作るまでは、もろい青銅器が使われていました。
相違点
次に相違点です。もし、論述で問われた場合、それぞれの文明の特徴に言及して、違いに触れていきましょう。
メソポタミア文明
メソポタミア文明はティグリス川とユーフラテス川の流域で栄えます。シリア、パレスチナ地方は肥沃な三日月地帯と呼ばれるほど、肥えた土地だったため、定住が進みました。
オリエント世界で特徴的なのは、神権政治です。
川の水の管理やそれを利用した農業をするためには、強力なリーダーが必要になってきます。そこで彼らのリーダーになったのが神様です。この文明では、宗教の力を借りた統治によって、独自の文化が生み出されていきます。
また、メソポタミアでは、かなりの民族が出たり入ったり、生まれたり滅んだりしています。民族の覚え方も下の記事でマスターしてしまいましょう。
エジプト文明
エジプトではナイル川によって、肥沃な土地に恵まれ、治水のために、早くから王国が形成されました。太陽神ラーを中心とした多神教であり、王であるファラオは生ける神として政治を行いました。
オリエントでは、漠然とした神をリーダーにしましたが、エジプトでは人(ファラオ)が神です。
また、文字としては神聖文字、暦は太陽暦を用い、遺産としては、ピラミッド、ロゼッタストーンが挙げられます。
また、死後の世界を信じ、「死者の書」やミイラを作ったことでも有名です。
メソポタミアと違って、色んな民族が出たり入ったりするわけではなく、古王国、中王国、新王国、、というふうに国を築いていきます。
エジプトとメソポタミアは政治の視点から比較しやすいので、神や民族の移り変わりについて把握しておきましょう。
インダス文明
インダス文明は、紀元前2600年頃に起こり紀元前1800年ごろまでに衰退したインド最古の文明です。
ろくろで作られ文様が描かれた彩文土器、絵や文字が刻まれた印章、青銅器などが作られた高度な都市文明です。
この文明は、ドラヴィダ人がいたところに白人であるアーリア人が侵入してきてできた文明ですね。
中国文明
黄河流域では、前6000年ごろまでに雑穀を中心に農耕が始まっていました。前5千年紀には農耕技術も発展し、彩文土器を特色とする仰韶文化が発展していきます。
長江流域では、前6000年ごろまでに稲作を中心に農耕が始まっていました。前3千年紀には、これらの地域間の交流は緊密化し、黒色磨研土器(黒陶)を特色とする竜山文化が発展していきました。
覚え方
メソ君、ヒジ痛め中
メソポタミア(メソ)
エジプト(ヒジ)
インダス(痛め)
中国(中)
ヤンキーに絡まれ、ヒジを痛めたメソ君。っていう語呂合わせでした。
まとめ
いかがでしたか?4大文明の共通点、相違点のまとめでした。しっかり理解して得点につなげていきましょう!
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それでは!
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