どうも!ケイトです。
今年の10月末に京大の編入試験があるので、必死に勉強しています。昨日ふと、「受験は団体戦」って言葉があったなあ、と予備校の授業を受けながら思い出してました。
よく「学校」の先生が言ってました。多分みなさんも一度は「学校」の先生が言っているのを聞いたことがあるかもしれません。
ぶっちゃけ私はめっちゃ「うざい」と思っていました。「京大受けます」と言っても、「前例ないから頑張って」としか言わなかったやつが何言ってんだと(笑)
というわけで、前置きが長くなりましたが、今回は「受験は団体戦」というワードの真意について、解明していきたいと思います。
Contents
「受験は団体戦」って?
「受験は団体戦」という言葉は、自称進学校の教師がよく使う言葉です。
先ほど、「学校」という言葉強調したのは、予備校の先生や私が行っていたマナビス、今行っているECC編入予備校の講師の方が使っているのを見たことがないからです。
「受験は団体戦」は、「みんなで助け合いながら共に受験を乗り越えていこう」というような意味で使われます。
でも、正常な判断力がある方でしたら、「団体戦」という言葉に引っかかると思います。
だって、サッカーとかハンドボールとかのチーム戦や、テニスの団体戦は、みんなで戦って、みんなで勝利を目指すはずです。
しかしながら、受験はどれだけ仲間と助け合ったとしても、戦う時は1人です。しかも、これまでどれだけ頑張っても、当日の答案用紙1枚で合否が決まります。
とはいえ、助け合いながら一緒に頑張っていくというのは、とても大事です。ただ、本当にこの意味で「受験は団体戦」という言葉を使うなら、予備校の先生も使うはずでは?と思うのです。
「受験は団体戦」は学校に来させるためのプロパガンダ
学校の先生の話をよく聞いてみると、「受験は団体戦」という言葉を使うときは大体、
「直前になると、学校に来なくなるヤツがいる。学校に来ないと生活リズムが狂って、受験に落ちる。だから学校にちゃんと来なさい。」
という文脈です。
これを反対解釈すれば、
「学校に来て、良い生活リズムの中で、先生のありがたい授業をちゃんと聞いていれば受かる。」
です。
もうお分かりでしょうが、自分の授業が無駄なものであると思いたくないのです。
「学校に来ない生徒が増えれば、学校の授業を受けなくても、合格できると思う生徒が増えてしまう」、と教師達は恐れているんです。
この言葉が自称進で使われることが多いのは、本当の進学校だと教師達は生徒の能力を信じているから、だと思われます。
進学校だけど、先生が言っているのを聞いたことがある方は教えて下さい。
自称進に通っている方は、上の説明で大体しっくり来るのではないかと思います。
要するに、先生達は、「生徒を学校に来させたい」のです。
ぶっちゃけ一部は正しい
ただ、この言葉も一部は正しいなと思うわけです。
それは「生活リズムが整う」、「確かに環境は大事」という点です。
「生活リズムが整う」
授業で詰め込まれた学校のカリキュラムには賛成できませんが、学校に行く、勉強する、家に帰る、というサイクルはとても良いです。
夏休みなどの長期休みに、生活リズムが狂う人も多く居ますからね。
どれだけ朝が弱い人でも、9時までには学校に行かなければならないわけですから、生活リズムが整うという面では、「学校に行く」という行動はとてもメリットがあります。
ただ、授業を受けるかどうかはしっかり自分で決めるべきです。ちゃんと授業を受けるのか、ガッツリ内職をするのか、を選択し、だらだら時間を過ごすことのないようにしましょう。
「確かに環境は大事」
環境にまつわる諺がたくさんあるように、やはり環境はすごく大切です。しかし、この「環境」が悪い方向に働いてしまう可能性にも注意が必要です。
例えば、私の行っていた高校では、ほっとんどが地元の大学に進学するような状態でした。ハンドボール部には同期が11人いましたが、10人は地元でした。あとの1人と私だけが県外へ進学しました。
そんな環境にいて、それほどこだわりもなければ、「地元でいいか」ってなってしまいますよね。
弟も、同じような地元志向の高校に通っていますが、幸い、私の影響の受けたのか(知らんけども)関西の方面で受験するようです。
地元がダメってことではなく、その環境だけで、「県外」という魅力的な選択肢がバッサリ切られてしまうことがもったないすぎるのです。
一方、レベルの高い環境に行けば、それだけ自分も洗練されていきます。カリスマ講師がいる予備校とか、県トップの高校の近く予備校とかに通うと、その環境に影響されていくかもしれません。
環境選び、合否を分けると言っても過言ではありません。「受験は団体戦」というワードに惑わされるのは危険です。
まとめ
学校は上手に利用し、自分のペースでしっかり勉強していきましょう。
それでは!
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