どうも!ケイトです。
「人の集中力は90分」って聞いたことありますか?これがあるから、「大学の授業は90分!」とか「90分サイクルで勉強していけば無限に集中できる!」とか言われたりしますよね。
でもそもそも「人の集中力は90分」って本当なんでしょうか?
今回は、その文言の真意と長時間勉強出来る方法をご紹介していこうかと思います。
Contents
人って90分も集中できる?
「人の集中力は90分が限界であると言われています」という文言を聞いたことがありますか?
机に向かって勉強して、全然集中できなくて悩んだことがある人は、聞いたことがあると思います。
私も、高校生時代に集中に悩んでいて、人ってどのくらい集中できるんやろなと考えた時期がありました。
その時、「人の集中力は90分が限界であると言われています」という文言を知り、純粋だった当時の私は、「へえ!そうなんだあ。やってみよ!」と素直に従ってみたのです。
実践1日目!
スマホのタイマーを90分にセット!勉強開始!
。。。
。。。
90分くらい経ったかな?(スマホ見る)
20分
20分!?!?!!?!?!?!?
ショックでした。理論上集中できる時間の3分の1も集中できなかったんだから。
でも何度やっても、15分~20分を過ぎたあたりから、休憩タイムが待ち遠しくなり、集中できたもんじゃありませんでした。
私って勉強の才能ないんかと本気で思いました。
こんなんでよく立命館進学、京大編入できましたよね(笑)
私のように悩んでいる方も多そうですが、朗報をお届けします。実は「90分集中できないこと」というのは当たり前だったんです。
「人の集中力は90分」には根拠がない!?
実は「集中力は90分が限界である」というのはなんの根拠もない迷信という可能性が極めて高いです
そこかしこで「人間には15・45・90分のリズムがある。大人が集中できる時間の限界が90分と言われています」と言われているものの、どこを探してもエビデンスがありません。
まあ、「言われています」と言っている時点でもう既に怪しいのですが、この文言の根拠となるデータや論文は今のところ見つかっていないんですよね。
(そのような実験やエビデンス、論文、を知っている方、もしいらっしゃいましたら教えてください。)
恐らくなんですが、
大学など、学校の授業もそれくらいで設定されてるから、とか
人の睡眠サイクルが、レムとノンレムとあって、そのリズムが90分だから、とかいう理由から
人のリズムって90分だ!となり、
じゃあ集中力も90分くらいだよね、という帰結なのではないかと思います。
ですので、90分集中できなくても、自分を責めなくてもいいのではないかと。
集中できないのは当たり前だということをちょっと頭に入れておきましょう。そうしたら、ここで問題が起きます。
結局どうしたらいいのか?と。
ということで、ここからは集中力を保つ方法を紹介していこうかなと思います。
これをやれば永久に集中できます。
私がいつも使っている集中テクニックがあります。
それは、起業家かつ、作家のフランチェスコシリロ氏によって発明された、集中力があがり、生産性もアップするという、必殺テクニック、、、
ポモドーロテクニック
ここでは、このポモドーロテクニックと、これを改良したテクニックというのを紹介していきます。
ポモドーロテクニックのやり方
25分集中、5分休憩。
時間はタイマーでセットして、タイマーが鳴ったら、どれだけ作業が中途半端でも休憩します。そしてまた25分の勉強を再開、タイマーが鳴ったら強制的に休憩。
基本的にはこれだけです。簡単ですね。
これでなぜ集中できるのか
このテクニックがなぜ集中できるのか?を少しだけ解説します。
ポイントは、大きく分けて3つです
・強制的に休憩に入ることの効果(ツァイガルニク効果)
・スタートダッシュ効果の活用
・締め切りを設定することでのラストスパート効果の活用
です。
ツァイガルニク効果
まず、1つ目。
作業が中途半端だと気になって気になってしょうがない、という心理をツァイガルニク効果といいます。
例えば、途中読みの漫画や小説、やりかけのゲームがあったら、気になって、すぐやり始めたい!って思いますよね。
これを勉強にも使おうという魂胆です。
勉強が楽しいと思っていなくても、「宿題やりかけだからやらないとな~」とか「あの数学の問題、結局答えなんなんやろな」と、ちょっと気になる、ということはあると思います。
このポモドーロテクニックでは、タイマーを使って強制的に勉強を中断し、休憩時間にするのですが、こうすることで、ツァイガルニク効果(途中やりだからちょっと気になる効果)が発揮されます。
これが発揮されると、休憩時間中に「途中やりだし、はやく再開したいな」と私達の脳は思うわけです。
こうなることで、次の25分に戻りやすくなり、勉強が継続できるということなんですね。
スタートダッシュ効果
2つめ。これは、「始まる時は集中できる」という人間の特性をもっと活用しようというものです。
例えば、「よっしゃ!勉強するぞ!」といって、勉強を始めたあと、1分後にドラマ見始める人はいないですよね。
始まりの数分くらいは、誰でも集中できるというわけです。
で、これとポモドーロテクニックがどんなつながりがあるかということですよね。
ポモドーロテクニックでは、25分という短めの勉強時間を設定することで、勉強し始めるタイミングそのものが増えるんですよね。
90分のうちでも、3回あります。3時間勉強しようとしたときでも、90分サイクルの時はたった2回なのに対し、25分なら、6回もあるわけです。
つまり、ポモドーロテクニックは、スタートダッシュ効果を最大限に活用しようとするテクニックなのですね。
締め切り効果
3つ目です。
夏休みの終わりがけ、課題が終わっていないと、必死でやる人がいます。
私は夏休み始まる前に課題を終わらす優等生だったので(笑)経験がないのですが、夏休みの終わりが近づくと、ブワ~と集中でき、課題を終わらせられる、というのは夏の定番なのかなと思います。
このような、締め切りが近づくと思うと、人間はめちゃくちゃ集中できるというのを、心理学的に、締め切り効果と言います。
また、スタートダッシュ効果、締め切り効果を、ポモドーロテクニックをつくったフランチェスコシリロの言葉で、初頭努力、終末努力と言います。
要するに最初と最後は集中できるということであり、このテクニックは、25分などと勉強時間を短くして、「最初」と「最後」を増やし、集中できない中間の時間をなるべく短くしている訳ですね。
【改良版】30分以内なら、どんな時間設定でも良い
早稲田集中力研究会の中西さんのyoutubeの動画はご存知ですか?彼の動画は2時間あったのですが、1日の予定をすべてキャンセルしてでも見る価値ありです。
彼の動画の内容をかいつまんで説明していきます。かいつまむと本質が分からなくなりがちなので、2時間の動画をしっかり見ることをおすすめします。
彼の集中法では、25分とは言わず、30分以内なら、何分でもオッケーというルールです。
25分が心理的に重い時もあるので、そんな時は15分とか10分とかにしても良いということでした。
休憩も5分以内で、勉強時間に合わせて、休憩タイムも短くしたり、長くしたりしてオッケーと。
私は他の人のブログやYoutubeを紹介することはあまりないのですが、
私は彼の動画を見てから、めちゃくちゃ勉強に集中できるようになりました。京大編入受験の時も、この集中法に助けられたので、興味がある人は、彼の動画を見てみてください。
まとめ
いかがでしたか?今回はポモドーロテクニックについてお話ししました。集中を味方につけて、合格を勝ち取ってくださいね。
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それではまた会いましょう!
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