こんにちは!ケイトです。
受験勉強に必須な本、参考書をどう使うかは悩むところですよね。3周使ったら次っていう人もいれば、3周と言わず使い込めと言う人もいます。
今回は参考書をどのように、どれくらい使えばいいかについて解説していきます。
Contents
○周やりましょう!
まずこの記事の結論から申し上げます。
「何周すればいいですか?」
この問いに対する答えとして、「何周とは言わず、使って使って使い込め」です。言うなら「∞周して下さい」
世の中には、3周はしなさい、7周はしなさい、いろんな情報が飛び交っています。もちろん、それぞれ主張の裏には根拠があって、効果的な勉強法とも言えます。
しかし、私の経験則としては、使った参考書は少ないが、3周とは言わずボロボロになるまで使い込んだ人ほど成績が爆上がりします。
参考書での勉強は、その参考書に含まれている養分全てを吸収しきるからこそ、成績アップに繋がるのです。1つの参考書をやってやってやってやりまくって自分の血肉にしてしまうことが大事なんですね。
他方、途中で参考書を使わなくなるのが最ももったいないです。
というのも、過去の私が、参考書での勉強で大失敗をしたからです。参考書を買いまくって、手をつけてはやめ、別のをやっては辞めを繰り返していた時代があったんですねえ。成績はもちろんのびなかったです。
ただ、その過ちに気がついてから、同じ参考書や問題集を繰り返しやるようにし、その結果成績が一気に伸びました。(特に世界史)
この経験で「3周で辞めてしまう」、「あの参考書の方が良さそうだからこの参考書は使うの辞める」、そんなことをしているから成績が伸びなかったのだと、痛感しましたね。
ボロボロになるまで使い込みましょう。
周回数を決めてしまうとそれが目的になってしまう
∞周しろとは言ったものの、周回数を決めると良いことももちろんあります。それは、ゴールが見えやすくなり、計画が立てやすくなるところです。「1ヶ月後までに1周する、3周したら次の参考書に移って、、、」など受験勉強の計画が立てやすくなります。
受験勉強では見通しがつくことで安心感を得られることも少なくないため、私が受験指導をするときも、「7周したら今の参考書を復習しつつ、次の参考書を見てみましょう。」と言っています。
しかし、ここでの要注意ポイントは、「周回数を決めてしまうとそれが目的になってしまうことがある」ということです。
そうなると、漫然と勉強しやすくなり周回した後になっても知識が全然入ってないという状況に陥ってしまいます。その結果、勉強しているのに成績が上がらないという現象が起きえるのです。
勉強するというのは、知識や考え方を頭に入れる、そして、考え方を使って問題を解くということ。周回することは手段なのです。
周回数を決めるのは悪いことではないものの、目的に立ち返ることは忘れないようにしましょう。
繰り返せば繰り返すほど楽になる。
何周もやるのって辛いなと思うかもしれません。でもそう思うのはあなたが同じ参考書を1~2周しかしてないからかもしれないですね。
一周目は誰でも辛いです。新しい情報が多すぎますし、読むのに時間がかかりますから。だから1周目が終わった時に、これをまたやるのか、、、と気が滅入ってしまうわけです。
1周するのに一週間かかったとしたら、7周するのに2カ月くらいかかるんじゃね?と。気が遠くなるんですよね。
しかし実際にはそうではありません。2周目は5日で終わり、3周目は4日で終わり、4〜7周目はそれぞれ3日ほどで終わったりします。
我々は学ぶことができるので、最初は理解に時間がかかっていた内容もだんだん頭に入っていきます。読むスピードは自然に上がるわけです。
だから繰り返せば繰り返すほど1周する速度が加速し、楽に7周くらいできるようになるんですね。
これまで1周終わった時点で辛いな、と思っていた人はぜひ「もう2、3周やったらどう成績が変わるだろう」と考えてもう1周してみて下さい。
参考書の内容がわ~っと入ってくるようになって、何周もすることへの抵抗がなくなっていくのが分かると思います。
毎日復習法
1周終わったらもう一周という形で同じ参考書を何周もやるのもアリですが、
ここでは同じ参考書をやり込む方法のひとつとして「毎日復習法」を紹介します。
毎日復習法とは、文字通り毎日復習する勉強法で、「前回までにやった内容も全部復習することで短期間で反復していこう」というものです。
例えば、今日、2〜20ページやったのなら、明日2〜40ページ、明後日は2〜60ページと、前回までの内容も一緒にやってしまうと。
「絶対きついでしょ!」
と思ったでしょ?
私もそう思っていましたが、工夫すれば楽です。以下では数学を例に取ります。
1ページに一問乗っていて、解法も書かれているとします。
一回目は問題を読み、少し考えて、解法を見ます。
考えたものと同じであったり、解けそうと思ったら◯をうっておく。考えつかなかったけど理解できたら△。全然わかんなかったら×。
二回目はなるべく間を空けずにやり、自分自身に解き方を説明する。読んでも分からない問題は放っておく。四回目まで同じようにやり、◯になるように頑張る。
五回目。ようやく手を動かして問題を解く。
六回目以降。手を動かすのと、自分への説明を織り交ぜながら、勉強する。
これならそんなに時間かからないし、解けないフラストレーションも溜まりにくいです。
人には向き不向きがあるので、この復習法が合う人もいれば、合わない人もいます。復習法の1つとしてまずは試してみるのがいいかなと思います。
まとめ
いかがでしたか?
同じ参考書を何周もやることが大切だというお話でした。学んだ内容を紙に要約したり、自分に説明してアウトプットすることも定着の鍵です。
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それではまた会いましょう!
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