どうも!ケイトです!
今回は、イスラーム世界の総整理がてら、イスラーム世界の王朝語呂合わせを紹介していきます!
イスラーム世界を制覇するだけで、得点率もグングン上昇しますよ!それではいきましょう!
Contents
イスラーム諸王朝の変遷の図
引用:マナビス世界史Bテキスト
イスラーム諸王朝の変遷はこんな風になっています。ここまででは、こう→横の線で解説してきました。10世紀は〜とか、そういう話です。
でも、王朝いっぱい出てきすぎてこんがらがっちゃうと思うんです。そんなわけで今回は↓縦の線で解説and語呂合わせをしていきます。
ウマイヤ朝までの流れがあやふやな人は、確認しておいて下さい。
イベリア半島、北アフリカ
まずはイベリアと北アフリカ。イベリア半島というのは、スペインとか、ポルトガルの辺りですよね。
ウマイヤ朝の生き残りが逃げてきて建てたのが後ウマイヤ朝でした。ちょっとあやふやな人は復習を。3分で読めます。
11世紀に入ると、ムラービト朝、ムワッヒド朝が出てきます。
ちょうどこの頃イベリア半島では、キリスト教徒の土地を取り戻そう!というレコンキスタが行われたのでした。
イベリア半島にて、最後の王朝はナスル朝。グラナダが陥落し、レコンキスタが完成しますね。
はい、ここまでがイベリア半島、北アフリカの縦の流れです。
それでは語呂合わせいきましょう!
語呂合わせ
あっという間に群がって、ひどくけなすよ、レコンキスタ!
後ウマイヤ(あっという間)
ムラービト(群がって)
ムワッヒド(ひどく)
ナスル(けなすよ)
いきなり群がられてけなされたら嫌ですけどね笑
もちろん、ストーリーの理解は必須ですが、語呂合わせは暗記を手助けしてくれます。10回唱えて次へ!
エジプト
次はエジプトです。ウマイヤ朝を倒したアッバース朝が広大な帝国を築き、それはエジプトにも及んでいました。
しかし、急進的なシーア派が10世紀に、カリフを称して国を建てちゃうんですよね。それが、ファーティマ朝。
ちょうどこの頃、ブワイフ朝がやってきてアッバース朝の力が弱まっていき始める時期でもありました。
ファーティマ朝を倒したサラディンは、アイユーブ朝を建てます。この頃は十字軍と同時期というお話もしましたね。
トルコ人奴隷の軍隊、マムルーク軍団を引き連れた女性がアイユーブ朝を倒し、マムルーク朝を建てます。同じ頃に、同じようなトルコ人奴隷の王朝もできたんだよ、というお話をしましたね。
はい、ここまでが縦の解説でした。
それでは語呂合わせに参りましょう!
語呂合わせ
カイロの果てまで愛守る
ファーティマ(果てまで)
アイユーブ(アイユーブ)
マムルーク(守る)
ファーティマ朝からずっと都はカイロですので、それも一緒に覚えられます。10回唱えましょう!
イラン・イラク
イスラーム世界の中心地ともいえるイラン、イラク。現在、アメリカとすごい揉めていますが、世界史を学ぶと構図が見えます。まあ、そのお話は近現代史で。
さて、ブワイフ朝が攻めてきて、アッバース朝のカリフが形だけに成り下がってしまったというお話をしました。
そしてこの状況はアッバース朝が滅びるまで続くんでしたよね。ブワイフ朝の次はセルジューク朝で、スルタン(支配者)の称号を手に入れたのでした。
その後モンゴル軍によってアッバース朝が滅びると、その空き地に、フラグという人物がイルハン国を建てます。
ガザンハンの時にイスラーム教が国教になるのでした。
それでは語呂合わせいきましょう!
語呂合わせ
ブワイフ(ワーイ)
セルジューク(セルジオ)
ホラズム(ほら)
イルハン(1)
ティムール(点)
サファヴィー(差)
セルジオというのはサッカー選手ですね。
ティムールとサファヴィーに関してはまた追々やっていきます。ホラズムは本当に少ししか出てこないので、そんな王朝あったんだくらいに思っておいて下さい。
10回唱えましょう!
中央アジア
中央アジアというとすごいぼんやりしていますが、イランイラクと中国の間くらい!という捉え方でオッケーです。
まずは、アッバース朝から独立したサーマーン朝。アッバース朝から独立したのはイラン人なのですが、この土地にいた人々はトルコ人でした。
イスラーム王朝のお陰で、トルコ人はイスラームに改宗します。その後カラハン朝がサーマーン朝を倒し、この地域を統合して、広く支配するようになります。
ここで改宗したトルコ人の一部は西へ進み、セルジューク朝の建設へと発展していくのです。
さっきちらっと出てきたホラズム朝もトルコ系で、カラハン朝の後に支配しました。しかし、チンギスハンの使節がきた時に、彼らを惨殺してしまったので、10倍返しにされました。
その東側では西遼(カラキタイ)が出てくるのですが、騎馬遊牧民の解説は他でガッツリやりたいので、ここではスルーしておきます。
はい、13世紀に入りまして、モンゴルが広大な領地を誇るようになると、この地域では、チャガタイハン国ができます。
では、語呂合わせにいきます!
語呂合わせ
サマー、カラカラほら、茶が飲みてえ
サーマーン(サマー)
カラハン(カラ)
カラキタイ(カラ)
ホラズム(ほら)
チャガタイ(茶がのみ)
ティムール(てえ)
暑い時のお茶ってマジで美味しいですよね
10回唱えましょう!
アフガニスタン、インド
いよいよラストです。アフガニスタンとインドいきましょう。
サーマーン朝でイスラーム教に改宗したトルコ人が作ったのがガズナ朝でしたね。
そしてガズナ朝から独立した、イラン系の王朝がゴール朝はインドに侵攻するようになります。
また、ゴール朝の将軍アイバクが、デリーの支配よろしく!と言われて、そのまま王朝にしちゃったのが、奴隷王朝でした。アイバクは奴隷出身でした。
こう見ると、イスラーム王朝って大きな国から独立、派生してまた独立みたいなパターンが多いですね。
奴隷王朝を含めた、その後のインドのイスラーム王朝はまとめてデリースルタンと呼ばれます。
それでは語呂合わせいきます!
語呂合わせ
ガズナ(カズ)
ゴール(ゴール)
デリースルタン(で)
ムガル(無我夢中)
これもサッカーネタ。
ムガル帝国についてはまた追々やっていきますね。
まとめ
いかがでしたか?イスラーム王朝の語呂合わせとともに解説もしてきました。ごっちゃごちゃになりがちで苦手な人も多いので、マスターしたらその分有利ですよ!
また、今だけ「世界史の偏差値を50から60した方法」を配信しています。面白い語呂合わせ集もついてくるので、語呂合わせ好きな人は用チェックです。
それではまたお会いしましょう!バイバイ!
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。