どうも。ケイトです。
前回の明の文化まとめは読んでいただけましたか?
今回は清の文化をまとめていきます。それではいきましょう!
Contents
清の文化まとめ
「康熙字典」「古今図書集成」「四庫全書」
考証学:顧炎武(こえんぶ)、黄宗羲(こうそうぎ)、銭大昕(せんたいきん)
「紅楼夢」と「儒林外史」
アダム=シャール(湯若望)・フェルビースト(南懐仁)・ブーヴェ(白進)・カスティリオーネ(郎世寧)
思想
清では、とてつもなく厳しい思想統制が行われましたね。すべては清をヨーロッパから守り、存続させていくためでした。
清を批判するような文章を書いた人を罰する、文字の獄や男性に対して辮髪を強制したことが有名です。
また、康熙帝の時に「康熙字典」「古今図書集成」、乾隆帝の時に「四庫全書」という百科事典を朝廷が作らせました。
これも思想統制の一環ですね。「康熙字典」「古今図書集成」「四庫全書」は、良く出るし有名ですので、覚えておいて下さい。
ここ図書室?
康熙字典(こ)
古今図書集成(こ図書)
四庫全書(室)
学問
学問においては、考証学という学問が発展しました。これまで、朱子学、陽明学と紹介してきましたが、どちらも「理が大事」とか「心が大事」とか、ぶっちゃけ現実味の無いお話でしたよね。
しかし、今回の考証学はひと味違います。なぜならば、事実に基づいて実証をしていくことを重んじたからなんです。
研究者達は、儒学の経典を校正したり、言語学を研究したり、古典をしっかり理解することに注力しました。
まあしかし、なぜ考証学が生まれたかというと、やはり厳しい思想統制があったからです。なにか変なことをいうと、刑務所に連れて行かれるような状況でしたので、昔の本を徹底的に調べて研究していくしかなかったんですね。
最後に、考証学で有名な人物を紹介します。
顧炎武(こえんぶ)、黄宗羲(こうそうぎ)、銭大昕(せんたいきん)です。覚えておきましょう。
顧炎武(こえんぶ)(公園)
黄宗羲(こうそうぎ)(葬儀)
銭大昕(せんたいきん)(大金)
小説
次は小説です。明に引き続いて、庶民文化が発展しました。
小説で覚えておいて欲しいのは、「紅楼夢」と「儒林外史」ですね。
「紅楼夢」は著者、曹雪芹(そうせつきん)の自伝のような小説です。当時の清の様子が描かれています。
「儒林外史」は、明が舞台の小説で、科挙制度の批判と官僚の腐敗を描いています。作者の呉敬梓(ごけいし)は科挙を受けることができず貧困のまま終わった経験があります。
キリスト教
宣教師が技術者として、清に来ます。もともとはキリスト教の布教のために清にやってきていました。彼らは、布教しながらも中国文化を重んじ、キリストの信者に孔子の崇拝や儀礼をも認めていましたが、それを良く思わない人もいました。
そういう人が、ローマ教皇にチクったため教皇は、「中国文化なんか重んじてんじゃねえ。仕事しろ!」とイエズス会に命じますが、
これを聞いた清の雍正帝は「は?じゃあ布教しに来んなし!」と反発して、布教を禁止してしまいました。この一連の問題を典礼問題と言います。
さて、技術者のお話に戻りますが、アダム=シャール(湯若望)・フェルビースト(南懐仁)・ブーヴェ(白進)・カスティリオーネ(郎世寧)などが大活躍します。
アダム=シャール(湯若望)・フェルビースト(南懐仁)は皇輿全覧図。カスティリオーネ(郎世寧)は円明園というバロック様式の建物を含めた庭園を造りました。
清の文化まとめ
「康熙字典」「古今図書集成」「四庫全書」
考証学:顧炎武(こえんぶ)、黄宗羲(こうそうぎ)、銭大昕(せんたいきん)
「紅楼夢」と「儒林外史」
アダム=シャール(湯若望)・フェルビースト(南懐仁)・ブーヴェ(白進)・カスティリオーネ(郎世寧)
まとめ
いかがでしたか?
清の文化についてまとめました。覚え方も紹介したので、ガンガン覚えていっちゃって下さいね!
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それではまた!
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